2026年2月は、「職場(ハラスメント)」が全体の34%と最も多く、「職場(人間関係)」の28%と合わせると、職場での対人ストレスが全体の約6割を占めた月となりました。
年度末に向けて業務のプレッシャーが強まる時期でもあり、評価・査定の時期が重なったことで、上司からの言動が一段と激しくなったというご相談も多く寄せられました。また、仕事内容への不満が22%と一定数を占め、「業務量の偏り」「やりがいを感じられなくなってきた」という声も目立ちました。
ハラスメントが34%で最多——職場の対人ストレスが全体の6割超

今月最も多かったのは「職場(ハラスメント)」34%で、パワハラ・モラハラに関するご相談が特に集中しました。年度末に向けての数字プレッシャーが上司や先輩からの圧力につながっているケースが多く、「叱責が毎日続いている」「人格を否定するような発言をされた」といった声が多く聞かれました。
「職場(人間関係)」28%では、同僚との価値観のずれや孤立、無視といったトラブルに関するご相談が中心でした。長時間一緒にいることで摩擦が生まれやすい繁忙期特有の傾向が出た月と言えます。
「職場(仕事内容)」22%では、業務量の偏り・不公平な役割分担・やりがいを感じられないことへの不満が目立ちました。「このまま続けても何も変わらない」と感じ、退職を具体的に考え始めた方が多い印象です。
一方、「体調不良」が11%と一定数あり、すでに心身への影響が出ている状態でご相談に至るケースも見られました。精神的な消耗が先行し、身体症状として出てきた段階でようやく動き出す方が多い実情も感じられました。
制度面でお伝えしたいこと
ハラスメントや人間関係のストレスが原因であっても、一定の条件を満たすことで、社会保険からの給付金や雇用保険の失業給付を受けながら次の準備を進める選択肢があります。
年度末をまたいでの退職となる場合、手続きのタイミングや在籍期間の確認が受給額や支給開始に影響するケースがあります。「いつ退職するのがベストか」を事前に整理しておくことで、受け取れる給付を漏れなく活用していただけます。
お悩みを抱えている方へ
「年度末だから今は辞めにくい」「もう少し頑張れば状況が変わるかもしれない」と、退職の決断を先送りにしてしまう方は少なくありません。
しかし、ハラスメントや慢性的な人間関係のストレスは、時間が経つにつれて心身への影響が大きくなる傾向があります。辞めるかどうかを決める前の段階でも、現状の整理や選択肢の確認だけで構いません。まずはお気軽にご相談ください。
