2025年11月は、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、紅葉とともに「冬支度」を意識する方が増えた一か月でした。
一方で、企業には「治療と仕事の両立」や労働時間の見直しなど、健康と働き方をめぐる法改正への対応が求められつつあり、職場の負担増や制度変更に不安を感じてご相談くださるケースも目立ちました。
ご相談者様のご状況

今月寄せられた退職相談では、画像のグラフのとおり「職場(仕事内容)」が約半数を占め、業務量の増加や担当範囲の拡大、新体制への適応ストレスなど「これ以上は続けられない」と感じておられるご相談が非常に多くなりました。
続いて「職場(人間関係)」が2割強、「職場(ハラスメント)」が1割強を占め、長時間労働やサービス残業、パワーハラスメント・モラハラなど、職場環境そのものを理由に退職を検討される方が例月よりやや多い印象でした。
体調面では、うつ症状や慢性的な睡眠障害、めまい・頭痛などを抱えながら勤務を続けておられ、「通院しながらも出勤を求められる」「体力的にこれ以上は無理」という切実なお声も少なくありませんでした。
特に、上司や同僚からの理解が得られず孤立感を抱えているケースでは、身体面・精神面の両方に強い負担がかかっており、職場内のサポート不足が大きな課題として浮かび上がっています。
最近目立つ他社サポートの問題点
ここ数か月、退職・給付金関連のサポート会社の広告が一段と増え、「○○するだけで誰でも数百万円」「会社にバレずに確実に給付金がもらえる」といった過度に誇大な表現や、違法・脱法スレスレの手口をうたう宣伝も散見されます。
なかには、社会保険からの給付金申請を意図的に案内せず、雇用保険の失業給付や再就職手当だけに誘導することで、利用者が本来受け取れるはずの給付を結果的に取りこぼしてしまうようなサービスもあり、注意が必要です。
当サポートでも、他社サービスとの比較検討はむしろ推奨しており、そのうえで「制度上本来受け取れる給付は正しく受け取りつつ、法令遵守をもとに不正受給にならないこと」を大切にしながらご案内しています。
広告や口コミだけで即決するのではなく、「どの制度をどのような根拠で案内しているのか」「リスクや注意点をきちんと説明しているか」といった観点から、複数の情報源を照らし合わせてご判断ください。
最近では国民生活センターからも注意喚起がなされています。
この件について私の個人ブログでもご紹介しておりますので、ご興味があればぜひご確認ください。
https://dnokikaku.work/blog/2768
※個人ブログは少しでも身近に感じていただければと思い、肩の力を抜きつつ気ままに投稿していますので、少しフランクな口調となっています。
お悩みを抱えている方へ
今年は、法改正や社会情勢の変化により、企業にも従業員にも負担がかかりやすい一年でしたが、退職を含めた働き方の見直しは「逃げ」ではなく、これからの人生を守るための前向きな選択肢のひとつです。
休職でも退職でも、条件を満たせば給付金を受け取りながら療養やスキルアップ、再スタートの準備を進めることは可能ですので、「今の働き方を続けるのが本当に自分のためになっているのか」を一度立ち止まって考えてみてください。
もしおひとりで判断するのが難しい場合は、違法性のある提案や不正受給をすすめられていないかも含めて、一緒に整理しながらベストな選択を探していきましょう。
退職や給付金に関する不安・疑問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。




